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機動戦士ガンダムに学ぶ株式投資
機動戦士ガンダムのセリフに重ねて、株式投資を学んでいきます
だいぶ余裕が出てきた証拠だな(第35話より)
陽動作戦のため単独で航行を続けてきたホワイトベースだが、ジオン軍の要塞であるソロモン攻略を控えて、連邦軍艦隊と合流する。そこでブライトは、かつて敵対したこともある上官・ワッケインと再会する。

ワッケイン 「これが現在我々の通っているコースだ、主力は大きく迂回して進んでいる」
ブライト 「これは。やはり作戦目標はソロモンですか?」
ワッケイン 「そうだ。ホワイトベースは我々と共にソロモン攻略の先鋒となる」
ブライト 「そうですか、大変な任務ですね。我々にできますか?」
ワッケイン 「君自身、そんなことを考えられるようになったのもだいぶ余裕が出てきた証拠だな。大丈夫だ」


ホワイトベースの艦長となった当時のブライトは、士官学校を出たばかりで実戦経験もなかった。その状態で危機的状況に放り込まれたわけであるから、余裕がなかったのは当然である。無我夢中で戦ってきたのだろう。

時には、自分が置かれた状況を正しく認識することができずに、数多くの失敗もした。そんな中で、彼自身の努力や仲間の協力、そしてさまざまな偶然のおかげで、ブライトは生き延びてきた。

そこで得た知識や経験によって、ブライトは現状を正しく認識し「大変な任務ですね」と言えるようになったのである。



自分の得意分野以外で新しいことを始めようとした時に、なかなか上手くいかないのは、その分野に対する知識がないからだ。知識があれば、自分の置かれている状況が理解できるし、行動を起こす際のリスクも計算することができる。

株式を売買する時に、「その売買におけるリスク」をしっかりと認識できているであろうか?

それを知らずに売買しているのであれば、まだまだ初心者である。



ワッケインは、厳しい戦いをくぐりぬけてきたブライトにこう言った。

ワッケイン 「貴様もいっぱしの指揮官面になってきたかな? 結構なことだ」



「1回1回の売買におけるリスク」を認識できるようになれば、いっぱし投資家面になっているのかもしれない。



ワッケインもかっこいいなぁ~。シャアにはない大人のかっこよさがありますね。ぜひとも生き残って、戦後の連邦軍を指導していってほしかったです。惜しい人を亡くした……。



なんだか、3月からずっと仕事が忙しいんですが、これは誰かの陰謀でしょうか? うちの会社は3月末決算なんで、5月末までに決算書を提出しなければならないんですが、全然手をつけてません……。そのほかの仕事も山のようにあり、いつ決算書までたどりつけるのか分かりません。

ブログを書いている場合じゃないような気もしますが。

もう寝よう。明日早く起きて頑張ろう。

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ドラマのように格好のよいものではない(第34話より)
サイド6に近い宙域で、ホワイトベース隊とコンスコン隊の戦闘が始まった。その様子をテレビで見ているシャアとララァ。

シャア 「フラナガンはやさしくしてくれたか?」
ララァ 「はい」
シャア 「よく見ておくのだな。実戦というのはドラマのように格好のよいものではない」


株式口座の開設申し込みをして、実際に開設されるまでの間、毎日チャートを見ながら、これからの投資生活に想いをめぐらせていた人も多いだろう。キーボードを叩いて、マウスをクリックするだけで、何十万円も動く。時給800円のアルバイトに比べて、なんとクールな稼業なんだとニヤリとした人もいたはずである。

ところがいざ投資を始めてみると、思い通りの売買ができず、不安も大きく、ストレスもたまる。利益を出そうと思えば、自給800円の肉体労働よりもつらい、地道な研究が必要になることに気がつく。株式投資というのは、ワイドショーに取り上げられるような格好のよいものではないのだ。

格好よく勝とうと思えば、戦いの本質が見えなくなる。本質が見えなければ、決して勝つことはできない。シャアは、それをララァに見せようとした。



ララァ 「白いモビルスーツが勝つわ」
シャア 「ん? ガンダムは映っていないぞ」
ララァ 「わかるわ。そのためにあたしのような女を大佐は拾ってくださったんでしょ?」
シャア 「フフフ。ララァは賢いな」


ララァは、一瞬で本質を見抜く目を持っていた。だからこそ、ガンダムの勝利を断言できた。



初心者投資家が、まずやらなければいけないのは、本質を見抜く目を必死で身につけることなのである。もしも、生まれつきその目を持っているのであれば、その人はニュータイプなのであろう。



シャアのセリフは久しぶりな気がします。なんだよ~、シャア~! 年下なのに格好よすぎるよ~。

おっと、「格好よさ」に気を取られていてはいけないですね。本質を見抜く目を持たなければ。

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そうだよ、カムランさん。気合の問題なんだ(第34話より)
コンスコン率いるジオンの艦隊によって、ホワイトベースは中立コロニー・サイド6に閉じ込められていた。その状況を打開しようと、ミライのフィアンセでありサイド6の監察官であるカムランが、ある提案をする。

カムラン 「わたくし、自家用の船があります。それでこの船をお送りします。サイド6の船が盾になっていればジオンとて攻撃はできません」
ブライト 「それはありがたいが」
ミライ 「カムラン、どういうつもりでそんなことを?」
カムラン 「き、君にそういう言われ方をされるのは心外だ」
ミライ 「余計なことをしないでいただきたいわ」
カムラン 「…ミライ、君がこの船を降りないというなら、せめて僕の好意を」
ミライ 「それが余計なことでなくてなんなの?」
カムラン 「そういう言い方は侮辱じゃないか」
ミライ 「今さらあたしに対して、自分が役立つ人間だと思わせたいだけなのでしょ。でも、でもあたしが一番つらかった時に知らんん顔で今さら」
カムラン 「今なら僕にもできるから」
ミライ 「結構です」


カムランの提案は、自らの命を賭けたものだった。しかし、ミライにはそんな想いも通じない。その時、スレッガーがミライを殴った。

スレッガー 「ばかやろうっ!」

驚いたカムランは、スレッガーに文句を言おうとする。スレッガーは、その言葉を遮る

スレッガー 「この人は本気なんだよ。わかる? そうでもなきゃこんな無茶が言えるか。いくらここが中立のサイドだからといったところでミサイル一発飛んでくりゃ命はないんだ、わかる? あんたもあんただ、あんなにグダグダ言われてなぜ黙ってる?」
カムラン 「殴らなくたって話せば」
スレッガー 「本気なら殴れるはずだ」
カムラン 「そ、そんな野蛮な」
スレッガー 「そうだよ、カムランさん。気合の問題なんだ」



株式投資は、命を賭けて行うものではない。しかし、一生懸命働いて貯めた大金を株式市場へ投入するということは、それに等しい覚悟が求められる。

スレッガーの言う「気合の問題」とは「覚悟」のことである。「本気なら殴れるはずだ」というのは「その覚悟を見せろ」ということである。


カムランがホワイトベースの盾になろうとしたのは、ジオンが中立コロニーの民間機を攻撃することはできないからである。決して、自分の命を捨ててホワイベースを守ろうとしていたわけではない。

もちろん、命の危険がまったくないわけではない。その恐怖心を抑えて、自分の役割をまっとうする。それがカムランが決めた覚悟なのだ。


株式投資における覚悟。それは「自分は一攫千金を狙っている。もしかすると、大損するかもしれないが覚悟の上だ」ということではない。「もしかすると大損するかもしれない」という恐怖心を抑えて、市場に立ち向かう覚悟のことである。


戦闘に入る直前、ホワイトベースの護衛をしていたカムランにミライが言う。

ミライ 「カムラン、ありがとう。お気持ちは十分にいただくわ」

ミライの気持ちはカムランに戻ることはなかったが、少なくとも素直に感謝するようになっていた。カムランが取り乱すことなく、最後までその覚悟をまっとうしたからである。

株式市場の神様に微笑んでもらうためには、取り乱すことなくその覚悟をまっとうすることが必要なのかもしれない。



っていうことは、覚悟を見せても、結局は市場の神様にふられるってことなのだろうか……。いやいや、そんなことはないはず。


最近、ちょっと悩んでまして……。悩んでいるっていうか、このままじゃダメだという危機感というか……。

私はもうすぐ31歳になります。今まで自分のペースで生きてきたんですが、知らず知らずのうちに、かなりのんびりペースになっていたんですね。25歳の時に、30歳までに達成しようと思っていた目標が、全然達成できていない!

これではいかんなあと、遅まきながら思い始めているわけです。

というわけで、これからは、いろいろ仕掛けていこうと決心しました。


で、その中の1つ。このブログを本にまとめようと思います! 以前、こんなネタを書いていましたが、今回はちょっと本気です(ちょっとか?)。

出版社からのオファーなんてまったくないのですが、企画書を作って売り込んでいこうと思っています。

ブログでは、こんな下手な文章を書きなぐっていますが、実は、私はかつてライターをしておりました。少ない原稿料で、雑誌やら書籍やらに原稿を書いていましたので、気合を入れればもう少しまともな文章も書けます。このブログも98%ぐらい書き直せば、なんとか人に見せられるようになるかな、と。

進行状況は、逐一ブログでご報告していこうと思いますので、お楽しみください。

とりあえずコンセプトとしては、「パソコンに向かうだけで、あっという間に1億円儲けてウハウハだぜ!」という本を読んで株式投資を始めてみたものの、全然ウハウハじゃないよ~、どうしたらいいんだよ~という投資初心者向けの「ネタ本」という感じにしてみたいなと思っています。




ちなみに、ライターという職業は、よっぽどうまく立ち回らない限り出版社や広告代理店に搾り取られるだけなので、現在は、微妙に違う仕事をしております。

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このサイドで戦闘を行えば……(第34話より)
中立コロニーであるサイド6に入港中のホワイトベース。その隣に、シャアの乗るザンジバルが入港してくる。

カイ 「へえっ、こりゃ驚きだぜ」
ミライ 「敵の戦艦と同じ港に入るなんて中立サイドならではの光景ね」
カイ 「マンガだよマンガ。いっそのこと敵さんをここへお迎えしてパーティーでも開きますか。ね?」
スレッガー 「フッ、そうだな」
ハヤト 「ううっ、ゆ、許せない」
ブライト 「どこへ行く?」
ハヤト 「ど、どこって。リュウさんを殺した敵が目の前にいるんですよ」
ブライト 「ハヤト、このサイドで戦闘を行えば我々がどうなるかわからないお前でもなかろう」


目の前に撃つべき敵がいるからといって、すぐに攻撃しようとするのは愚の愚である。中立地帯での戦闘行為は政治的に大問題であるということに加え、戦闘直後で傷ついているホワイトベースでは攻撃しても無事ではいられないだろう。

そんなことはハヤトも分かっている。事実、ブライトにいさめられて、怒りは収まらないものの自制している。では、なぜハヤトはザンジバルを見て、すぐに飛び出していこうとしたのだろうか。

それは、頭に血が上ったからである。頭に血が上ると、すべての論理が吹き飛ぶ。


以前から注目していた銘柄が、突然急騰を始める。自分は、まだ1株も買っていない。そんな時に、悔しさや焦りで頭に血が上ってしまうことはないだろうか。そして、あらかじめ決めていたエントリーポイントを無視して買ってしまうということはないだろうか。

すべての論理が吹き飛んでしまった売買は、すでに運任せのギャンブルである。平静を保てないのであれば、売買は控えるべきなのだ。



やっぱりカイさんとスレッガー中尉はかっこいいですね~。やっぱり目指すべきは、この2人です。アムロやシャアは、「大人の男」という視点で見ると、あまりかっこいいとはいえないですからね。

気づけば3月も残り2週間です。う~ん、時間が過ぎるのが早いな~。このままだと、今年もすぐに終ってしまいそうな気がしているtradamでした。

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美しいものが嫌いな人がいるのかしら?(第34話)
中立コロニー・サイド6で、アムロは1人の少女・ララァに出会う。ララァは、年老いた白鳥が死んでいくのを見て「かわいそうに」とつぶやいた。

アムロ 「あ、あの鳥のこと、好きだったのかい?」

それに対して、ララァは逆に問いかける。

ララァ 「美しいものが嫌いな人がいるのかしら? それが年老いて死んでいくのを見るのは悲しいことじゃなくって?」
アムロ 「そ、そりゃあそうです、そうだけど、僕の聞きたいことは……」


一般論で答えるララァに、アムロは少しうろたえた。そんなことを聞きたかったのではない。

自分も、その鳥が死ぬのを見ていた。しかし、目の前の少女の悲しみは自分以上だった。何かもっとほかの理由があるのではないか……。


株式投資を始めようとしている人が知りたがるのは「どういう手法を使えば儲かるのか」ということだろう。そして、大きな利益を出している人の「手法」を、手当たり次第に試してみる。

しかし、手法のみにこだわっていると、時に、当たり前のことが見えなくなることがある。

投資家・ウォーレン・バフェットは語る。「株式投資の極意とは、いい銘柄を見つけて、いいタイミングで買い、いい会社である限りそれを持ち続けること」。真理は、いつも簡単で、当たり前のことなのだ。


後に、戦場で出会ったアムロとララァは、そこで真理を見つける……。



「機動戦士ガンダムに学ぶ株式投資」と銘打ったブログを続けているわけですが、実際のところ、自分の投資はガンダムから学んだとおりに行われているのだろうか、と考えてしまいました。

最終回まで行ったら、そこのところを検証していくのも面白いかもしれませんね。

あ、あと、「ニュータイプとは何か」というところにも踏み込んでいきたいと思ってます。

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